major scaleに内在するpentatonic scale

いま、C major scaleで考える。このように固定して考えても一般性は失われない。C major scaleに内在するpentatonic scaleは

  • 1) C major pentatonic scale = ドレミソラ
  • 2) F major pentatonic scale = ファソラドレ
  • 3) G major pentatonic scale = ソラシレミ

の3種類がある。実際には、これらの平行調であるAm7/Dm7/Em7 pentatonic scaleも挙げられる。さらに、マイナーペンタトニックが使える文脈ではブルーススケールが使えるので#ga6d7c65、A/D/E blues scaleも、これらのスケールの可換スケールとして挙げられる。

つまり、次の3群に分類される。

  • A)
    • C major pentatonic scale = ドレミソラ
    • Am7 pentatonic scale = ラドレミソ
    • A blues scale = ラドレレ#ミソ
  • B)
    • F major pentatonic scale = ファソラドレ
    • Dm7 pentatonic scale = レファソラド
    • D blues scale = レファソソ#ラド
  • C)
    • G major pentatonic scale = ソラシレミ
    • Em7 pentatonic scale = ミソラシレ
    • E blues scale = ミソララ#シレ

CM7というコードがあったとして、これの適合スケールはC major scaleである。C major scaleを内在するpentatonic scaleは上の3つの群である。つまり、CM7というコードに対して、これら3つの群が、どれくらいイケてるかをいま考える。

B群は、アボイド・ノート(トーナリティを損ねやすい音)であるファが含まれているので、取り扱いに注意しなければならない。積極的に使えるのは、A群とC群。

CM7に対して、A群の使用は全く問題ないが、ソロで使用するとややありふれた感じになる。C群はM7のコードトーンが含まれており、ルート音を含んでいないことから、ソロ向きである。

1つのコードに対して2つ以上のpentatonic scaleが使用可能であるなら、それらを組み合わせることが可能である。

  • 例) 1つのCM7のコードに対して、1小節目をAm7 pentatonic、2小節目をEm7 pentatonicのように組み合わせて使うことも出来る。

lydian scaleに内在するpentatonic scale

  • C lydian scale = ドレミファ#ソラシ に内在するpentatonic scaleについて考えると以下の3群にわけられる。
  • A群) C major pentatonic scale = ドレミソラ
  • B群) D major pentatonic scale = レミファ#ラシ
  • C群) G major pentatonic scale = ソラシレミ

平行調および可換性のあるブルーススケールについては書くのが面倒なので省略した。以降も省略する。

  • lydian scaleにはアボイドノートがないため、A群からC群までのすべてのpentatonic scaleが使用可能である。
  • しかしlydian scaleとしての特徴音#11th(ファ#)を含んでいるのはB群のみ。Ionian scaleとの区別を図るならB群が適している。

CM7(#11)に適合するスケールはC lydian scaleであるから、つまり、上の議論は、CM7(#11)というコードが与えられたときに、どのpentatonic scaleを使うとイケているのかという議論である。

lydian#5 scaleに内在するpentatonic scale

lydian #5 scaleは、lydian scaleから5番目の音を半音上げたスケールである。

  • C lydian #5 scale = ドレミファ#ソ#ラシ

これに内在するpentatonic scaleはD major pentatonic scale(とその平行調、可換スケール)のみである。

CM7(#5)に適合するスケールはC lydian #5 scaleである。つまり上の議論は、CM7(#5)が与えられたときに適合するpentatonic scaleに関する議論である。

dorian scaleに内在するpentatonic scale

  • C dorian scale = ドレミ♭ファソラシ♭

これを内包するpentatonic scaleは次の3群。

  • A群 ) E♭ major pentatonic scale
  • B群 ) F major pentatonic scale
  • C群) B♭ major pentatonic scale

Cm7というコードが与えられたときにこれに適合するスケールはC dorian scaleである。つまりこの議論はCm7に対して、どのpentatonic scaleがイケているかという議論である。

  • Cm7のコードトーン = ドミ♭ソシ♭

これらを踏まえて、どれがイケているか考えよう。

  • A群はコードトーンを多く含むが、ソロでの使用はありふれた感じになる。
  • C群は9th(レ)と11th(ファ)を含んでいるのでそれらを強調したいときに使うと良い。
  • B群はさらに13thの音も含んでいる。ただしコードトーンを2音しか含まないためテンションを意識したソロで使うのに適している。

aeolian scaleに内在するpentatonic scale

ここまで来れば、考え方はわかるはずだ。Cm7(♭6)に適合するスケールはC aeolian scale。つまり以下の議論は、Cm7(♭6)が与えられたときにイケてるpentatonic scaleは何であるかという議論である。

  • C aeolian scale = ドレミ♭ファソラ♭シ♭

これに内在するpentatonic scale

  • A群) E♭ major pentatonic
  • B群) A♭ major pentatonic
  • C群) B♭ major pentatonic

どれがイケているか?dorian scaleのときと同様に考える。A群はコードトーンを多く含んでいる。C群は9th,11thを含んでいる。B群は唯一♭13thを含んでいるので、minor 7th chordのテンション表記に♭6または+とある場合、大いに活用すべき。

phyrigian scaleに内在するpentatonic scale

  • C7sus4(♭9,♭13)に適合するスケールはC phyrigian scale
    • ※ 参考文献では、C7sus4(♭9)と表記があるが、これではC7sus4(♭9,♮13)と区別がつかないような…。
  • C phyrigian scale = ドレ♭ミ♭ファソラ♭シ♭

内在するpentatonic scaleは

  • A群) D♭ major pentatonic scale
  • B群) E♭ major pentatonic scale
  • C群) A♭ major pentatonic scale

の3つ。

  • A群はphyrigianの特徴音♭9と♭13を含む。しかしそれらがあまりに強調されると、C7sus4(♭9)に馴染まない。
  • C群も♭13thを含んでいるが、その音が馴染まない。
  • B群は♭9も、♭13thも含んでいないため使用は可能だが、phyrigianらしさが欠如している。

そこで、phyrigianに対しては他のpentatonic scaleを使用するべき。日本の伝統的スケールである陰旋法である。

  • C陰旋法 = 上行形 : ドレ♭ミソシ♭ , 下行形 : ↑ドラ♭ソファレ♭

陰旋法では上行形と下行形とで音が変わるが、通常は下行する場合でも上行形と同じで良い。

phyrigian#6に内在するpentatonic scale

  • C7sus4(♭9)に適合するスケールはC phyrigian(#6) scale = ドレ♭ミ♭ファソラシ♭
  • これに内在するpentatonic scaleはE♭ major pentatonic scale。
  • しかし、phyrigianのC群同様、phyrigianらしさが欠如しているので陰旋法を使用すると良い。

locrian scaleに内在するpentatonic scale

  • Cdim 7に適合するスケールはC locrian scale。
  • C locrian scale = ドレ♭ミ♭ファソ♭ラ♭シ♭

内在するpentatonic scale

  • A群) D♭major pentatonic scale
  • B群) G♭ major pentatonic scale
  • C群) A♭ major pentatonic scale

A群とB群はアボイドノートである♭9thを含んでいるので取り扱いには注意が必要。C群はアボイドノートを含んでいないので積極的に使える。

locrian #2 scaleに内在するpentatonic scale

  • Cdim7(9)の適合スケール : C locrian #2 scale = ドレミ♭ファソ♭ラ♭シ♭
  • 内在するpentatonic scale = A♭major pentatonic scale

かきかけ

参考文献

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Last-modified: 2014-12-21 (日) 12:33:44 (1814d)